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介護施設で働くには介護専用の服が必要?覚えておきたい介護服の選び方

介護スタッフとして働くことを考えたとき、気になるのがどんな服装で働くのかという点。ジャージで良いのか、専用の介護服が必要になるのか……。介護服を選ぶ際のポイントもご説明しますので、これから介護職として働きたい方はぜひ参考にしてください。

監修:フェローホームズ>

多くの場合は制服がある

介護施設でスタッフとして勤務する場合、職場で制服を指定されているケースが一般的です。ポロシャツとジャージが多いようですが、チノパンなどを制服にしているところもあります。また、男女で色の違うポロシャツにしているところも。いずれにしろ、多くの施設で制服が支給されるため、働き始めるのに特別な準備は必要ありません。

自分で服を購入する際の注意点

「家庭の雰囲気を出すため、自分の好きな服装で勤務してほしい」といった介護施設の方針により、服装自由の場合もあります。指定の制服がない場合は、次のポイントに注意して服を選びましょう。

【注意点1】安全性を重視する

介護スタッフは利用者との距離感が非常に近く、服と服、あるいは服と肌が触れることも珍しくありません。素材の硬い服や、金属のボタンがついた服は、肌に触れたり擦れたりして皮膚を傷つけてしまう可能性が高いです。特に上半身の服は、柔らかい素材であること、金属のボタンがないことを確認して選びましょう。

【注意点2】汗を吸収しやすい素材を選ぶ

夏場の介護施設での介護は、かなり暑いです。おむつ交換をしながら額に汗をかいたり、背中をすーっと汗が伝っていったりすることもあります。上半身は、汗を素早く吸収してくれる素材が快適です。

【注意点3】動きやすくストレッチ性があるか確認する

介護の仕事は、とにかく動きます。また、立ったり座ったりの動作に加えて、移乗や体位変換などでも特有の動きが必要です。ストレッチ性の高い、動きやすい生地を選ぶようにしましょう。

実際に現場でよく使われている服

現場でよく好まれているのは、「上半身:ポロシャツもしくはTシャツ」+「下半身:ジャージもしくはチノパン」を組み合わせた4パターンです。

最近はチノパンといってもストレッチ素材のものがあり、動きやすさは心配しなくても大丈夫です。ただし、ベルトをしてしまうと、金具の部分が利用者に触れて肌を傷つけてしまう可能性があるので配慮が必要です。

色への配慮も忘れずに

カラフルでおしゃれな介護服は入所者やそこで働くスタッフの気持ちも明るくしてくれるもの。介護の制服を専門に扱っているメーカーなどでは、原色に近いカラフルな色の制服を掲載していることもあります。とはいえ、最低限の配慮は必要です。

上半身のポロシャツやTシャツは、ブルーやグリーン、薄いピンクなど。チノパンはベージュ系など、清潔感のある色が無難でしょう。また、宗教が関係する介護施設の場合、色へのこだわりを持っているケースもあるので、管理者に確認をしておくと安心です。

夏場はハーフパンツでも大丈夫?

夏の暑い時期はハーフパンツで介護をしたくなるかもしれませんが、なるべく避けたほうがいいでしょう。肌の露出部分を少なくすることで、介護を直接行う本人にはもちろん、その家族に対してもきちんとしている印象を与えることができます。また、介助をするときに直接利用者に肌が触れないよう配慮することも必要です。

介護専用の服が必要?

多くは施設側で制服が準備されていますが、指定がない場合は、清潔感があり安全性の高い服装を意識して選びましょう。ファストファッションブランドでも介護に使えるアイテムが見つかるので、ご紹介したポイントをふまえてチェックしてみてください。

サイト監修:フェローホームズ 森山善弘理事長
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立川に根付いた介護事業を行うフェローホームズ

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