介護職員の派遣のメリットは?気になる時給相場も教えます
慢性的な人材不足が課題となっている介護業界では、派遣社員が積極的に採用されています。正社員として働く場合とは異なるメリットがあり、その点に魅力を見出す方も少なくないもの。実際、介護の仕事にチャレンジするにあたって、まずは派遣会社に登録して経験を積みたいと考える人は多い傾向にあります。今回は介護の派遣雇用について紹介しましょう。
介護職員が派遣として働くメリット
派遣社員として介護の仕事に就くメリットには、以下のようなことが挙げられます。
給与が高い傾向にある
派遣社員の雇用は、直接雇用されるよりも時給換算で200円~300円ほど高い傾向にあります。加えて介護福祉士といった実践的な資格を持っていると、より高額が見込めるでしょう。
無駄な残業がない
派遣社員は正社員と雇用形態が異なり、基本的に残業はありません。そのため直接雇用されたスタッフが残業をしていても、定時に退勤することができます。仮に残業をした場合でもサービス残業はなく、1分単位で時間外手当(加算)がつく会社がほとんどです。
労働条件などは直接交渉しなくていい
たとえば「土、日曜日を除く9時~15時まで」とあらかじめ労働条件を派遣会社に伝えておけば、派遣会社は条件に合わせた派遣先を探してくれます。派遣先の事業所との交渉が必要になる場合も、直接交渉にはならず、すべて派遣会社に任せることが可能です。
割り切って仕事ができる
自分のペースで働けるため、職場の人間関係に対してもある程度は割り切って仕事ができます。社員同士の派閥があったとしても、嫌になれば契約更新の機会に辞めることができ、深入りせずに目の前の業務へ集中できるでしょう。そのほか退勤後の飲み会や食事といった付き合いも、最小限に抑えられます。
履歴書を汚さない
派遣会社を介して働いた場合、仮に派遣先の事業所を辞めたとしても退職扱いにはなりません。履歴書に職歴として書く必要がなく、短期間で辞めたとしても経歴に傷がつくことはないでしょう。
登録してから働くまでの流れ
まずはインターネットで派遣会社を探します。調べたなかで自分と相性がよさそうな派遣会社があれば、電話やメールで問い合わせてみてください。登録の際は自分の情報や希望の給与、労働条件を伝えます。条件によっては、「自宅から半径5km以内を希望」といった細かな要望も聞き入れてもらえるでしょう。
自分の希望する派遣先が見つかれば、派遣会社から連絡があります。口頭による説明を受けて納得ができたら、派遣会社の社員と派遣先に見学へ。この際に直接話を伺うことも可能です。最終的な職場が決定して仕事が開始されたあとでも、派遣会社からアフターフォローを受けられます。
まとめ
介護の仕事に興味があるのであれば、まずは自分から仕事を探さなければなりません。その際に派遣会社に登録して経験を積むのもひとつの方法でしょう。正社員にはない、派遣ならではのメリットを活かした働き方も可能です。派遣会社と上手に交渉して、好条件の職場で直接雇用を目指してみてはいかがでしょうか。
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