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高齢者に必要な熱中症対策とは?家族が心がけたい3つのポイント

気温が上昇する夏場は、熱中症によって体調を崩す方も増加する時期です。特に高齢者は暑さを感じにくくなるため、発見の遅れや重症化するリスクが高くなります。では高齢者の熱中症対策はどのように行えば良いのか、適切な対処法を考えてみましょう。

熱中症の原因

高齢者が熱中症になりやすい最大の原因は、加齢による機能の衰えです。若い人であれば脱水症状を起こす前に、喉の渇きを感じて水分を補給できます。しかし高齢者の場合、喉の渇きを感じるという機能が鈍くなっており、知らず知らずのうちに水分が不足した状態に陥りがちです。

そのほかにも「冷房は電気代がもったいない」という気持ちから、なかなかスイッチを入れないという方もいます。エアコンよりも扇風機のほうがなじみ深い世代にとって、多少暑いくらいであれば我慢の範疇と考えてしまうのでしょう。もったいない精神が優先された結果、気がつけば熱中症になっていたというケースも決して珍しくありません。

高齢者の熱中症を防ぐために家族が心がけるべきこと

高齢者は熱中症が重症化しやすく、脱水を未然に防ぐ工夫が必要になります。本人で注意できるのが一番ですが、万全を期すため周囲の家族も気をつけたいところ。一緒に生活するうえで以下3つのポイントをおさえておきましょう。

1.本人の体感温度でなく温度計を参考にする

高齢者は暑さを感じる機能が低下しています。本人が「これくらい大丈夫」と言っていても、室温は適切ではないかもしれません。夏場であれば25度~28度あたりが適温です。特に集合住宅の高層階は熱がこもりやすいため、こまめに温度計を確認しましょう。

2.家の中にいるからといって油断しない

昔に比べると夏の平均温度は明らかに高くなっており、今では40度を記録する地域も珍しくなくなりました。この環境下で昔のように扇風機ひとつで乗り切ろうとするのは、当然ながら難しいことです。「エアコンの風は体に悪い」という思い込みで、屋内にいながら熱中症にかかる高齢者の方はあとを絶ちません。家族が状況に合わせて冷房を入れましょう。

3.水分摂取を上手に促す

冒頭でも触れたとおり、高齢者の方は喉の渇きを感じにくくなっています。周囲が「しっかり水分を摂ってね」と声をかけるだけではなく、1日を通してどれぐらい摂取できているか確認することも家族が行える対策です。活動レベルによっても異なりますが、1日の水分摂取量の目安としては1,500ml以上が適切。あわせて塩分も摂るようにして、脱水症状を防ぎましょう。

熱中症の疑いがあるときの対応

最初に行うべきことは、涼しい場所への移動です。屋外で陽が強い場所にいるなら、日陰または室内に移動しましょう。できることなら冷房が効いた部屋が最適です。次に、衣類のボタンなどを外して締め付けを防ぐとともに、熱を逃がします。そして保冷材などで首や脇、足の付け根を冷やしてあげましょう。

意識があれば、経口補水液など塩分が含まれる水で水分補給してもらいます。ただし意識がないにも関わらず、無理矢理水分を飲ませるのは危険なので避けてください。このとき状況を観察し、必要に応じて救急車の要請をすることも忘れないようにします。

まとめ

高齢者の熱中症に関する事故は例年ニュースになります。本人だけに体調管理を任せるのではなく、周りの積極的なサポートが予防には欠かせません。また万が一熱中症になった場合を想定して、適切な対応ができるようにしておくと安心でしょう。

サイト監修:フェローホームズ 森山善弘理事長
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