介護職の採用面接でよく聞かれる質問とは?
長年、人手不足で悩まされている介護の業界。自分の力を役立てようと介護業界への転職を考えている人もいるかもしれません。ですが、介護施設で働くための面接で落とされてしまってはその夢もかないません。いくら人手不足とはいえ、高齢者の命を預かる業務も多く、誰でも働けるというわけではないのです。そこで今回は、介護施設の面接で聞かれる質問をまとめてみました。
介護職の面接でよく聞かれる質問5つ
介護職に就こうと思った理由
介護経験者、未経験者問わず、必ず聞かれるであろう質問がこちらです。介護は職業柄、利益を追求するというよりも、社会福祉に貢献することを理想とする職業。そのため、高い志がなければ働き続けることはできません。希望動機が金銭面だったりすると、マイナスと判断されてしまうことがあります。
前職を辞めた理由
転職者であれば、こちらも必ずされる質問といっても過言ではありません。転居や親の介護といったやむを得ない事情、他の介護施設からステップアップを目指すなど前向きな理由であればよいのですが、人間関係の悪化や職場への不満を口にしてしまうと、雇ってもまた同じ理由で退職されるかもしれないと思われてしまいます。そうならないためにも、不満があったとしても口には出さないようにしましょう。
高齢者との関わりの有無
介護の未経験者にされやすいのがこの質問。いくら志が高くても、高齢者と接したことがない人だと、離職する可能性が高くなります。仕事として接したことはなくても、親の介護の経験や、おばあちゃん子だったなど、小さなことでも探せば見つかるかもしれません。しかし、ない場合はないと正直に話すことも重要。今後、適応していけば問題ないことなので、素直に話すようにしましょう。
腰痛の有無
高齢者の体を抱えるなど、サポートをする上で、腰痛があるかどうかは無視できない問題。腰痛がなければ問題ありませんが、腰痛が持病である人は、仕事をすることで悪化するかもしれないので、採用の時に不利になる可能性があります。とはいえ、腰痛があるにもかかわらず「ない」と答えるのはNG。腰痛を抱えている人は多く、場合によっては腰痛とうまく付き合いながら仕事することもできます。また、介護士の肉体的負担を減らすため専用の器具を導入しているところも増えており、そのような施設を選ぶという選択肢もあります。
夜勤が可能かどうか
特別養護老人ホームなどの施設で働く場合には、夜勤があるため、勤務可能かどうか聞かれることになるでしょう。夜勤は、生活リズムが崩れてしまうため、歳を重ねるごとに大きな負担となります。そのため、夜勤ができるかどうかは大きなポイント。しかし、日勤だけで働くこともできないわけではないので、面接では素直に話すようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?一般的な転職で聞かれる質問に加え、介護職ならではの質問もあったと思います。これらのことが面接で聞かれることを想定し、準備しておけば、ある程度の質問にはスムーズに答えることができるはずです。また、自分のアピールポイントも話せるようにしておきましょう。
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