経験を積んでキャリアアップ 介護福祉士・馬場さん(27歳)

馬場光さん
馬場光さん(27歳)
  • 十文字学園女子大学 人間生活学部・人間福祉学科卒業
  • 入社6年目(介護福祉士)
  • フェローホームズ森の家

仕事内容は?

利用者さんのケアをしながら、職員みんなの意見をまとめるユニットリーダーを担当しています。

ユニットリーダーになったきっかけは?

先輩に背中を押してもらった

正直、自分から「やりたい!」と手を挙げたわけではありませんでした。この仕事をしている以上、ゆくゆくはやってみたいという気持ちはありましたが、知識や技術がまだまだで自信がなかったので…。

でも、当時ついていたリーダーに「やってみたら?」と背中を押していただいたので、そう言ってくださるならやってみよう、と思いました。リーダーは考えなければならないことがたくさんあるんですけど、まずは利用者さん第一だと思っています。常に初心に帰ると言うか、利用者さんやご家族にとって何が一番いいんだろうっていうところは常に考えていますね

介護業界を選んだきっかけは?

おじいちゃん・おばあちゃんのそばにいたかったから

馬場さん

小学校6年生くらいのときに、私の祖父母が4人とも亡くなったんです。周りの友だちはおじいちゃん・おばあちゃんとの関わりがあるのに、私にはなくなってしまったんですよね。それから街にいるご老人の方をかわいいと思うようになって、ぼんやりと「一緒にいられる仕事がしたい」と思っていました

介護の仕事に興味を持つようになったのは、中学生くらいの頃でしょうか。夏のボランティア体験も、デイサービスに行ったりしました。大学では社会福祉士のコースで勉強をしたので、そのまま介護業界に入ったという流れですね。

介護の仕事を始めたばかりの頃はどうでしたか?

失敗に怯えてマイナス思考の日々

不安なことがいっぱいありました。とにかく怖かった。先輩がいるときは心に余裕があって楽しいんですけど、1人なったときは、何かあったらどうしようって怖かったです。

だから失敗しないように、丁寧に、慎重に、石橋を叩いて渡らない…みたいな感じでした。命に関わるので、骨が折れたらどうしよう、食事がのどに詰まったらどうしようとか、最初の頃はマイナス思考が強かったですね。

仕事で嬉しいと感じることは?

笑顔を見れること、声を聞けること

教科書のような答えになってしまうんですけど、利用者さんの笑った顔を見るのが嬉しいです。私が声をかけたり背中をさすったりすると、笑顔になってくれたり、声を出しづらい方が声を出してくれたりする。そんな些細なことが喜びですね。

1年目は何かあったらどうしようって怖がってばかりだったんですけど、2年目くらいから対処の方法が分かってきて、心に余裕が生まれました。後輩の子たちが入ってきて、しっかりしなきゃっていうのもあったんですけど(笑)。

仕事でつらいと思うことは何ですか?

利用者さんとのお別れがさみしい

リーダーとして、チームをまとめられているのかなっていう不安はあります。つらいというか、自信がないというか。でも上司がフォローしてくれるので、心強いなと思います。あとは、看取りの利用者さんが亡くなられたとき。病気などで病院に移って退所になる方もいらっしゃるので、お別れはさみしいですね。

これまで仕事でした失敗は?

お風呂の介助でケガをさせてしまった

新人の頃、お風呂介助で利用者さんにケガをさせてしまったのが初めての失敗です。浴槽から出てもらうときに、ヒザが折れてしまって。「痛い痛い痛い」とすごく痛がっていました。しなくていい嫌な思いをさせてしまったので、介助をしたのが私じゃなければ…先輩方がやっていたらこんなことになっていなかったのに…と自分を責めました。

でもそれから、当時のリーダーが利用者さん役になってもう一度レクチャーをしてくれたんです。利用者さんに謝罪をしたら、「次のお風呂、もう1回やってみていいわよ」と言ってくれて。利用者さんも怖かったと思うんですけど、今度はケガなく介助できました。その経験があったから、今でも体重移動や手の持つ位置はすごく気を付けていますね

介護の仕事で学んだことは何ですか?

職員みんなで同じ方向を向く大切さ

ご本人の状態や看取りの方、ご家族との関わり方…、1つ1つのケースごとに学ぶことがたくさんあります。でも、すべてに共通していることは、利用者さんを1人で見ているわけではないということ。だから、いかにみんなで同じ方向を向いてケアをしていくかってところはすごく大切なんです。

利用者さんの身体状態を落とさないためにも、職員側の負担を減らすためにも。チームで仕事をすることの大切さは、大きな学びでした。

フェローホームズを選んだ理由は?

職員の明るさと施設のアットホーム感

馬場さん

ほかの施設も見ましたが、フェローホームズは特に職員さんが明るくて元気なところがいいなと思いました。入社してからも第一印象と大きく変わりません。先輩方が優しくて、気にかけてくれるし、もちろん仕事なので厳しいこともちゃんと言ってくれます。

あと、この表現が正解か分かりませんが、施設がきれいすぎない(笑)。きれいすぎるとホテルのような感じがして、逆に居心地が悪いんじゃないかと思ってしまうんです。森の家は本当の家みたいな雰囲気があったので、印象的でした。

職場の雰囲気は?

職員同士でフォローしあえる環境

若い方が多いので、元気があります。明るくて活気のある雰囲気です。職業柄なのか、職員のちょっとした変化に気づく方も多いですね。「今日は少し元気がないな」「体調が悪いのかな」と気づいて声をかけあったり、声をかけなくても仕事でさりげなくフォローしてくれたり、そういうことが自然にできる職場かなと思います。

入社前・入社後の流れを教えてください。

理事長との面談は雑談でした(笑)

書類選考のあと、面接、SPI、小論文がありました。最後に理事長との面談です。面談では、今日は何を食べましたか?何時に起きたんですか?といったことを聞かれました(笑)。面接は決まりきった答えを用意する人が多いからなのか、リラックスさせようとしていたのかもしれません。

入社が決まってからは、隣のグループホームで1日体験をしました。私の頃はなかったのですが、今はインターンがあるのでより雰囲気が分かると思いますよ。

研修はありましたか?

入社前も入社後も研修が充実

入社前には、1週間ほど基礎知識の研修がありました。座学のほかに、食事の介助を職員同士でしたり、ペースト食の味見をしたりといった内容です。

今も月1ペースで研修があって、水分摂取や食事、排泄、移乗などテーマはいろいろ。移乗というのは、車いすからベッド、ベッドから車いすなどに移る動作のことです。力任せにやると腰を痛めてしまうので、最小限の力で済むような体重移動の仕方や、持ち上げなくても移乗ができるスライディングボードという道具の使い方を研修で教えてくれます。

会社の中で研修委員会がありまして、研修の題材は委員が決定します。講師は現場のリーダーや主任が担当するので、説得力がありますよ

休日の過ごし方は?

家でゆっくりすることが多いですかね。でも、ずっと家にいても考え込んでしまうので、ウィンドウショッピングや散歩に出かけたりもします。あとは友だちと会ったり。誘われたときは、なるべく行くようにしています。無条件に知らない世界が見えるので、おもしろいんですよ。

今後の目標は?

業務面でも精神的な部分でも、あの人がいてくれたら安心って思ってもらえるような人になりたいです。私は上司や以前のリーダーに頼っている部分が大きいので、私もそんな存在になれたらいいなと思います。

介護業界に興味がある方へメッセージをお願いします

馬場さん

自分の目で見てやってみないと分からないことがたくさんあるので、ぜひ飛び込んでみてほしいです。

理想とは違った面もあると思いますが、この仕事じゃないと感じられないこともいっぱいあります。だからまずはやってみることが大事かなって。

私は、ただおじいちゃん・おばあちゃんのそばにいられたらいいなと思っていたので、今の仕事がとても楽しいです。

サイト監修:フェローホームズ 森山善弘理事長
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立川に根付いた介護事業を行うフェローホームズ

私たちフェローホームズは、人々の笑顔に満ちた地域社会を作りたいという理念のもと、介護施設を利用するお客様に満足していただけるサービスを提供しています。働くスタッフには、自分の長所と専門性を発揮して、新しいことに挑戦していける環境が用意されています。やりがいのある職業に興味のある方、一緒に介護の仕事をしてみませんか。